GBPのインサイト分析で集客を改善する方法【数字の読み方完全解説】
Googleビジネスプロフィール(GBP)には「インサイト(パフォーマンス)」という分析機能が備わっています。この機能を使うと、どのくらいのお客様が自分のお店をGoogleマップや検索で見つけているか、どのような行動をとっているかがわかります。
この記事では、GBPインサイトの各指標の読み方と、集客改善に活かすための具体的な方法を解説します。
GBPインサイトで確認できる主な指標
GBPのインサイト(パフォーマンス)では、以下の指標を確認できます。
- 検索数(どのキーワードで検索されたか)
- 閲覧数(プロフィールが何回表示されたか)
- 通話数(「電話する」ボタンが何回クリックされたか)
- ルート案内数(「ルートを検索」が何回クリックされたか)
- ウェブサイトクリック数
- 写真の閲覧数
- 予約数(予約機能を使用している場合)
インサイトの確認方法
- GBP管理画面にログイン
- 「パフォーマンス」または「インサイトを見る」をクリック
- 期間(過去7日間・28日間・90日間など)を選択
- 各指標のグラフとデータを確認
月1回はインサイトを確認する習慣をつけましょう。月次で数字を記録しておくと、施策の効果検証ができます。
指標1:検索数の読み方と活用
「検索数」は、Googleマップや検索でビジネスプロフィールが表示された回数です。「ブランド検索(店名で検索)」と「ディスカバリー検索(カテゴリやサービスで検索)」の2種類があります。
ブランド検索 vs ディスカバリー検索
ブランド検索(直接検索):すでに店名を知っているユーザーがそのまま検索した数です。既存客や口コミで知った見込み客が中心です。
ディスカバリー検索:「渋谷 美容院」「新宿 ヘアサロン」のようなキーワードで検索されて表示された数です。新規客の獲得に直結する重要な指標です。
検索数の活用例
ディスカバリー検索の割合が低い場合:カテゴリ設定の見直し、サービス登録の充実、口コミ数の増加など、GBP全体の最適化が必要なサインです。
ブランド検索のみが多い場合:新規客の獲得に課題があります。投稿・写真・属性設定を充実させて、新規のお客様にも見つけてもらいやすくしましょう。
指標2:閲覧数(インプレッション)の読み方
閲覧数は、Googleマップや検索結果でプロフィールが表示された回数です。閲覧数が多くても、実際の来店数や通話数が少ない場合は、プロフィールの内容が訴求力に欠けている可能性があります。
閲覧数を改善するためには、以下の施策が効果的です。
- 口コミ数と評価点数の向上
- 写真の充実(特に高品質な写真の追加)
- 定期的な投稿による活発な運営
- サービス情報・属性の充実
指標3:通話数の読み方と活用
通話数は、Googleマップのプロフィールにある「電話する」ボタンが押された回数です。通話数が少ない場合は、以下の点を確認しましょう。
- 電話番号が正確に登録されているか
- 予約ページへの誘導(予約リンク)が設定されているか
- 電話で予約できることが説明文などに明示されているか
「電話する」ボタンの通話数は、Googleが計測できる通話(モバイルからの直接通話)のみが反映されます。PCからのコピーや別経路の通話は含まれません。
指標4:ルート案内数の読み方
ルート案内数は、「ルートを検索」ボタンがクリックされた回数です。この数が多いほど、「実際に来店しようとしている」お客様が多いことを示します。
ルート案内数を増やすためには、地図上の正確な位置(ピン)の設定と、アクセス情報の充実が重要です。
指標5:写真閲覧数の活用
写真閲覧数は、アップロードした写真が見られた回数です。写真閲覧数が多い写真は「お客様の興味を引いている写真」として参考になります。
写真の種類別(内装・外観・施術例・スタッフなど)に閲覧数を比較することで、どのような写真が効果的かがわかります。
写真インサイト活用の例
「施術ビフォーアフター写真」の閲覧数が特に高い場合:このタイプの写真をさらに追加することで、閲覧数と来店意欲をさらに高められます。
インサイトを使ったPDCAサイクル
インサイトデータを集客改善に活かすためには、PDCAサイクルを回すことが重要です。
- Plan(計画):インサイトを確認し、課題を特定する(例:ディスカバリー検索数が少ない)
- Do(実行):改善施策を実施する(例:サービス登録を充実させる、投稿頻度を上げる)
- Check(評価):1ヶ月後にインサイトを確認し、数字が改善されているか確認する
- Act(改善):効果があった施策は継続し、効果がなかった施策は見直す
競合他社と比較するためのベンチマーク
GBPのインサイトでは、同業他社との比較データも一部確認できます(業種・エリアの平均値との比較)。自店のパフォーマンスが平均より高いか低いかを把握することで、改善の優先度を判断できます。
月次レポートの作り方
月1回、以下の項目を記録するシンプルなレポートを作成することをおすすめします。
| 指標 | 今月 | 先月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 検索表示回数 | 1,200 | 980 | +22% |
| 通話数 | 45 | 38 | +18% |
| ルート案内数 | 123 | 105 | +17% |
| 口コミ件数 | 8 | 5 | +3件 |
ReviewFlowを使うと口コミ管理と分析がより詳細に行えます。GBPインサイトとReviewFlowの口コミ分析を組み合わせることで、集客改善の取り組みがより効果的になります。
GBPインサイトは、お金をかけずに集客改善のヒントを得られる貴重なデータソースです。毎月数字を確認し、改善施策を継続することで、着実に新規顧客を増やしていきましょう。